久しぶりの投稿です。2023年になりました。今年もよろしくおねがいします。
さて昨年2022年11月以降は、タイトルにもあるように、今秋発売されたポケットモンスターの新作に夢中になっていました。エンディングを迎え、ネタバレの憂いなく本作の感想をあれこれネットサーフィンしていると、看板などに表記されている文字を翻訳する試みがなされていることを知りました。めっちゃ面白そう! というわけで、エンディング後のストーリーはいったん棚上げにして、文字を探してパルデア中を駆け回っていました。
以降は一部ネタバレを含むので、お気を付けください!
解読の試みとその顛末
もちろん解読には成功していないのですが(言うまでもない)、いくつか気づいたことがあります。
①ゲーム上の文字列と現実の文字列との対応は、かなりぼかされている。
例えば、町の入り口にある看板には「××タウン(またはシティ)」という字幕が現れますが、看板に書かれている文字はどの町も同じです。
きっちり対応しているのは、遷移画面のグレープ/オレンジアカデミーの文字ぐらいかな? と思われます。ただ、その対応している言語が日本語なのか、英語なのか、はたまたスペイン語なのかはわからないという……
②一致している文字列を手掛かりにする。
一致している文字列、というのは例えば「グレープアカデミー」と「オレンジアカデミー」という文字列を比べて、同じ文字列の部分は「アカデミー」を意味しているだろう、と推測するようなものです。これはそこそこ数がありました。
ポケモンリーグの一部と、図鑑の大きな文字の一部が一致したり、(この文字列は、パルデアを意味している? でも主人公の部屋のマップとは文字列が違ったので、”ポケモン”かも?)
ラウドボーンアチゲータの電光掲示板が、ハッコウシティの大きなビルの表記と一致したり、(企業名?)※間違えたので訂正します…
お寿司屋さんの看板が、ポケモンセンターの回復中の文字と一致したり……(確かにご飯を食べると癒される、回復する~って感じはする、けど……?)
図鑑の細かい文字が、街の看板と一致したり……(協賛企業が、ユニフォームに名前を入れるようなものか……?もしくは、無料のアプリに広告が出てくる、みたいな??)
スカーレット/バイオレットブックの”■盤のポ■■ン?”のページの文字が、クレープの看板が一致したりしてました……。
これは解釈が苦しい。まさか”カントークレープの如し”とかお茶目なことを挿絵に書いていたのでしょうか……? (2024年1月追記:今思うとこれ、円盤という意味だったんだろうなあと。クレープじゃなくて (恥) でも当時の考えとして、せっかくなので残しておこうと思います)
結論:言語学者の人たちすごい。
文字列の一致はまだまだ探し切れていないので、中間報告という感じでいったんブログの記事にまとめました。背景を細かく見るのはゲームへの解像度が上がってとても楽しかったですし、本職の言語学者の人たちすごい……という実感もいい収穫でした。というか、そもそもこのブログはHTMLの勉強のために始めたので、ポケモンの言語をしている場合ではないような気もしますが……いや、今年こそ頑張ろうと思います。
お読みいただき、どうもありがとうございました。本年もよい年になりますように。
(2024年1月追記:その2を作成しました。ご興味のあるかた、よければどうぞ)